南大阪動物医療センターコラム

2015年7月 1日 水曜日

椎間板ヘルニアのリハビリテーション

今月は当院で行っている椎間板ヘルニアのリハビリテーションの紹介をしたいと思いますsun

椎間板ヘルニアをおこし麻痺して立てなくなってしまった子は、画像診断をした上で、多くの場合、減圧手術を行います。術後、後肢の感覚の回復や筋力強化のために、マッサージやリハビリテーションを行う必要があります。
まず、その子の麻痺のレベルなどを考慮し、その子に合わせたリハビリプランを
看護士と獣医師で相談しながら立てていきますrockhappy01

後肢が使えない分、前肢に負担がかかり、全身の筋肉が凝り固まってしまうので、まずはマッサージで体をほぐしてあげます。
動物も、いきなり後肢を引っ張ってリハビリをされると嫌がってしまうので、
マッサージをしながらリラックスさせてコミュニケーションを取るようにしていますnote

マッサージで体がほぐれたら、屈伸運動や自転車漕ぎ運動など、
後肢を曲げたり伸ばしたりして関節の動きがスムーズになるように促します。
また正常な位置に足を着地させる感覚の回復を促す為に起立訓練を行います。
その感覚が戻ってくれば、歩行訓練に移っていきますが、始めは自分でうまく腰を上げることができないので、腰を支えてあげながらゆっくりと足を前に出して一歩一歩、歩く練習をしていきますtulip

すぐに集中力が切れて我慢できずに暴れてしまう子もいるので、
負担を掛けないようにその子に合わせて10~15分ほどを
一日2回くらいのペースで行いますnotes

その子によって回復の程度やスピードは違いますが、
早い子で2週間から4週間ほどで歩けるようになります。
少しでも早く、元気に歩く姿を見ることができるように祈りながら行っていますshine

おうちに帰ってからも、飼主様にリハビリテーションを続けてもらえるように、
何度か一緒に練習したりして丁寧に指導させて頂きますので、安心して下さい。
仕事で忙しい飼主様も多いので、動物にも飼主様にも無理のないリハビリプランを
一緒に考えさせて頂きますscissors

ヨチヨチでも自分で歩いてくれた時は、看護師として一番やりがいを感じるときですし、その時の飼い主様の喜びは、私達スタッフみんなの喜びでもありますheart

今も、椎間板ヘルニアを患い、おうちでリハビリテーションを
続けて頑張っている子がたくさんいます。
私達スタッフも、全力でサポートしていきたいと思いますrock

当院で椎間板ヘルニアの手術を行い、リハビリ中のれんちゃんですsun
とても頑張りましたsign03



投稿者 有限会社南大阪動物医療センター

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